こんにちは、ぴらりんです。今日は次の疑問について答えていきます。
「30代を過ぎてからフケが目立ち始めました。シャンプーが多くて何を選べばいいのかわかりません。周囲からは不潔な人間と思われていそうで悩んでいます。今からでもフケは改善できますか？ 」
この記事で分かること
- フケを改善させる方法が分かる
- 正しい頭の洗い方が分かる
- メンズシャンプーを選ぶ理由が分かる
僕自身30代になってから、洗っても治らないフケに悩んでいました。清潔感を求められる職場で、尚且つ自分以外女性スタッフばかりなので不潔だと思われると仕事に関わる問題でした。 正しい頭の洗い方を知ってメンズシャンプーを使い始めてからフケが改善しました。
Ⅰ｜30代からでもフケは改善できます
まずは次の３つを知りましょう
- フケの原因
- 正しい頭の洗い方
- メンズシャンプーを選ぶ理由
Ⅰ-1｜フケの原因を知る
フケの正体は皮膚の新陳代謝によって生まれた「頭の垢」です。つまり、人として生きている限り必ず出てくるものです。通常、フケは目に見えないほど小さいものです。しかし、頭皮に何らかのトラブル起こると目に見えるほどフケが大きくなることがあります。この状態をフケ症と言います。
フケの性質には大きく2つあります。
- カサカサしたフケ：肩に降るフケ
- ベタベタしたフケ：髪の根元のカタマリのフケ
それぞれの性質について見てみましょう
カサカサしたフケ：乾性フケ
乾性フケの特徴
頭皮の乾燥が原因で起こるフケで、肩にパラパラと降ってくるのが特徴です。
乾燥する原因は以下が考えられます。
- 乾燥しやすい体質
- 頭皮の皮脂を落とし過ぎている
- 長時間の紫外線からの刺激
- ターンオーバーのサイクルが速まる
※ターンオーバーとは皮膚の新陳代謝のことです
対策：頭皮の乾燥を予防すること
頭皮は体の中で一番『汗腺』と『皮脂腺』が多い場所です。当然「汚れやすい」という側面はあるのですが、「乾燥しにくい」というメリットもあります。皮脂の働きは頭皮を外的刺激や乾燥から守るバリア機能です。正しい洗い方は適度な皮脂を残してバリア機能を正常に働かせるための方法でもあります。
バリア機能の低下や乾燥がなぜよくないのか
表皮は4つの層で出来ています。その内、一番上の層が『角層』で一番下の層が『基底層』です。角層は今目の前に見えている皮膚です。基底層は、角層を表皮の大人としたとき、表皮の赤ちゃんが生まれてくる場所です。
乾燥やバリア機能の低下が起こるとターンオーバーのサイクルが速くなります。すると、まだまだ未熟な表皮の細胞が角層にまで上がってきます。未熟な表皮はバリア機能が不十分なので更に乾燥が悪化します。役目を終えた未熟な表皮はどんどん剥がれ落ちてフケになります。
ベタベタしたフケ：脂性フケ
脂性フケの特徴
フケや皮脂汚れにほこりなども絡め取って大きくなったものです。髪の根元に絡まっているのが特徴です。
原因として以下のことが考えられます。
- マラセチア菌の増殖
- 不十分な頭皮の洗浄
対策：頭皮の皮脂汚れをしっかり落とす
脂性フケは頭皮の皮脂分泌が過剰になることで出現しやすくなります。また、頭皮の洗浄が不十分だと皮脂が過剰に残ってフケが出てきます。そして、頭皮には皮脂を餌にする菌が存在します。
菌の名前は『マラセチア菌』と言って真菌=カビの一種です。ただ、決して珍しい菌ではなくて誰の頭にも存在する常在菌です。普段は大人しくしていますが、環境が整うと活発になってきます。この環境とは「頭皮に餌=皮脂がたくさんある状態」です。
マラセチア菌は皮脂を分解して遊離脂肪酸を作ります。すると遊離脂肪酸が表皮を刺激してターンオーバーのサイクルが速くなってフケを増加させます。
※シャンプーで皮脂をしっかりを洗い流すことでフケが軽減すれば良いですが、そうでない場合は脂漏性皮膚炎が原因のフケである可能性もあるので皮膚科を受診することをお勧めします。
Ⅰ-2｜正しい頭の洗い方を知る
頭皮の汚れを落とすための正しい洗い方の手順はこちらです。
- シャンプー前にブラッシングを行う
- ぬるま湯（38～39℃）で予洗いを1分程度行う
- シャンプーは泡立ててから使う
- 洗う時は指の腹で洗う
- 洗い残しがないようにしっかりとすすぐ
洗った後のポイントとして２つ追加
- タオルドライは押さえ拭き
- ドライヤーで乾かす
洗い方と乾かし方の共通のポイントは「髪と頭皮に必要以上の摩擦を与えない」です。 髪や頭皮は思っているよりもずっと摩擦に弱いのて、強い摩擦で傷がつくとバリア機能が低下して乾燥が悪化します。
| 洗い方 | 理由 |
|---|---|
| シャンプー前のブラッシング | あらかじめ絡まりを解除しておくことで汚れを落としやすくしたり、洗う時に引っ張られて髪や頭皮への負担を軽減する |
| 予洗い：1分以上 | 髪の汚れのほとんどは予洗いで落とすことができます。十分にすすぐことで髪同士の摩擦も減らせます。「少し長いかな」くらいしっかりすすぎましょう。 |
| 湯温：38～39℃ | 少しぬるめがベストです。40℃を超えると皮脂が落ち過ぎて乾燥が悪化してしまいます。 |
| しっかりと泡立てる | 洗浄成分は泡立ててこそ本領を発揮します。原液を直接頭皮に付けると汚れが落ちないだけでなく、洗い残しの原因となり皮膚トラブルの原因にもなります。 |
| 指の腹で洗う | かゆいと爪を立ててしまっていませんか？爪を立てると頭皮が傷つくので指の腹で優しく洗いましょう。 |
| しっかりすすぐ | 洗い残しはフケや頭皮トラブルの原因になります。しっかり流しましょう。 |
| 押さえ拭きをする | 濡れた髪はキューティクルが開いているので少しの摩擦ですぐに傷ついていしまいます。 |
| ドライヤーで乾かす | 自然乾燥は乾くまでの間に雑菌が繁殖します。フケの原因になるのでドライヤーで乾かしましょう。 |
正しい洗い方と乾かし方は摩擦を減らして雑菌の繁殖を抑えてくれます。フケを改善させたいなら、まずは正しい洗い方を実践してみてください。それでもフケが改善しない場合はメンズシャンプーを試してみましょう。
正しい頭の洗い方は現役の皮膚科専門医の小林智子医師が書かれた【皮膚科専門医が教えるメンズスキンケアパーフェクトガイド[本/雑誌] / 小林智子/著】を参考にしました。頭皮ケア以外にもメンズスキンケアの基本からフェイスケアやボディケアについても書かれており、これからスキンケアをはじめたい男性におすすめの一冊です。
Ⅰ-3｜メンズシャンプーを選ぶ理由を知る
男性の頭皮の特徴
「女性の頭皮よりも皮脂の分泌量が多い」
僕がフケで悩み始めた時はテレビCMで見るような女性用のシャンプーを使っていました。結果は効果がありませんでした。原因は男性の頭皮環境が女性と異なるということが考えられます。つまり、女性用のシャンプーでは僕の頭皮の汚れは落としきれなかったということでしょう。
メンズシャンプーを選ぶメリット
メンズシャンプーの一番の特徴は「男性の頭皮環境に合わせて作られたシャンプー」です。男性の頭皮は皮脂の分泌量が多いのでしっかりと落とせる必要があります。尚且つ、皮脂を落とし過ぎない『ほどよい洗浄力』が求められます。
メンズシャンプーは、そんな『ほどよい洗浄力』を有したシャンプーです。
しかしデメリットもあります
洗浄力の強さでいうと「強め」です。これはある程度皮脂を落とすには必要な強さです。洗浄力が強いデメリットは皮脂が取れすぎて乾燥すということです。初めてメンズシャンプーを使う人はトリートメントや頭皮のケアも必須でしょう。
洗って、トリートメントして、頭皮の保湿をする時間がないという人や続ける自信がない人も居ますよね。そんな人にはシャンプーとトリートメントが一緒になっている『オールインワンシャンプー』がおすすめです
Ⅱ｜これからメンズシャンプーを使い始めたい人へ
メンズシャンプーはドラッグストアにたくさん売ってあるので試してみるのもアリです。 シャンプーと一緒にコンディショナーも置いているのでセットで買うといいでしょう。
もし「シャンプー」「コンディショナー」「頭皮ケア」全てをする時間がないというあなたにはオールインワンメンズシャンプー【 HOLO BELL 3 in 1 保湿シャンプー 】がおすすめです。このシャンプーは『髪を洗う、保護する、頭皮をケアする』という全てを叶える一石三鳥なシャンプーです。
【 HOLO BELL 3 in 1 保湿シャンプー 】は美容サロンでも使用する弱酸性の洗浄成分を使用しており、トリートメント成分には人の髪と類似した蛋白成分を配合し、保湿成分は53種類も配合されています。他にもノンシリコンシャンプーであり合成着色料は不使用など「含めない成分」にもこだわりをもって開発されています。
このシャンプーは僕自身1年半以上使い続けています。使い始めて一か月でフケが明らかに減少し、1年半以上経った今では全く気にならなくなるほど改善しました。僕と同じようにフケに悩んでいるなら試してみる価値はあると思います。
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